モンテッソーリ教育とファンタジー

2020.07.09 Thursday 08:00
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    個人的な事ですが

    私はカトリック信者です。

     

    ですから、

     

    『神様から頂いた使命』

    『目に見えない神秘的な物』

     

    素直に従いたいと考えています。

    我が家のリビングをそのまま教室にしましたから、

    (家族よ、ありがとう!)

    そのままお部屋は我が家の生活習慣が溢れています。

     

    赤ちゃんのイエズス様を

    抱いておられるマリア様の御像は、

    数年前にフランスのルルドから

    大切に持って帰りました。

     

    【ルルド:奇跡の泉が沸き上がる聖地。

    毎年六百万人というカトリック信者が

    癒やしを求めて巡礼する神秘の場所で。

    ピレネー山脈の麓の小さな村にある。】

     

    マリア様に見守られて教室内外の

    全ての子ども達が健全に真っすぐに

    育ってくれるようにお祈りしています。

     

    そして、マリア・モンテッソーリ女史も

    敬虔なカトリック信者でした。

     

    当然、彼女の教義にもカトリックの思想が

    自然に盛り込まれています。

     

    センターでの学びの

    『モンテッソーリ純粋理論』

    難解な価値観はカトリック思想的であり、

     

    純粋な日本人の仲間たちは

    時々苦慮していました。

     

    そのような時にも

    私にはすっと自然に理解できました。

     

    きっと私がカトリック的だったからだと

    感謝しています。

     

    仲間達にもカトリック的な背景を説明しながら

    勉強会をした思い出があります。

     

    その中にはプロテスタントの生徒の方もいて、

    それがまた教義を深めてくださって、

    とても実り深い学びができたクラスでした。

     

    そのような訳で、カトリック的思想は

    モンテッソーリ教育には不可欠です。

     

    一方で、モンテッソーリ教育の

    実践アプローチ法は

    『科学的な視点』を大切にしています。

     

    『子どもを観察する』

    『数学的頭脳の育成』

    『実感主義』

    『具体物の重要性』

     

    など、真実を追求し具体化を求めます。

     

    特に良い例は、

    絵本の選択でしょう。

     

    ご存じの方もおいででしょうが、

    厳密なモンテッソーリ教育の

    絵本の与え方は『具体物』

    明確に理解させるもの、となります。

     

    ファンタジー関連は、その子どもが

    <それは、ファンタジーなのだ>

    理解、区別できる頃に与えればよい、

    と言われています。

     

    なるほど。

    子ども達の思考の段階や、

    視野の狭さを考慮すれば

    納得できます。

     

    しかし、そうすると

    日本の大切な宝である民話などは

    どうしたらよいのでしょう?

     

    広義には『桃太郎』『うさぎとかめ』

    『かちかち山』もみんなファンタジーになりますね。

     

    だって、本物の犬が

    「桃太郎さん、

    お団子をくれたらついて行きます。」

    なんて言いませんものね。

     

    外国の『イソップ童話』『アンデルセン童話』

    現実にはあり得ない例え話も多いです。

     

    ドキドキしたり、教訓があったり、

    悲しくなったり、楽しくなったり、

    名作ばかりです。

     

    これらは全部NGですかね?

     

     

    さて、ここは考えどころですね。

    教育に絶対的な正答はありません。

     

    そもそも子ども達の心に

    何が起こっているのかを、

    大人が決めつけること

    なんてできませんものね。

     

    私は小さいお子さん達に

    お母様の優しく包み込むような声で

    童話を聞かせる時間は

    とても愛おしい時間だと思っています。

     

    考え方は様々ですが、

    当教室でも日本語の読み聞かせなら

    どんどん子ども達の大好きな本を

    読んで聞かせています。

     

    英語の読み聞かせは

    簡潔な単語が多い絵本になります。

    語彙の拡充や耳を慣れさせるためです。

     

    そこは、寛容でよいと思います。

     

    モンテッソーリ原理主義者に

    なるつもりはありません。

     

    お母様方から同様のご質問を

    受けることがありますが、

     

    私はのんびりと

    「楽しく美しいお話は、

    お母様との素敵な原風景になる

    と思うけどな〜。」

    と言うに留めています。

     

    神秘的なお恵みに溢れたカトリック信者の

    モンテッソーリ女史ですから

    そこは寛大だと思いますけどね。

     

    ✨ただ、これはご本のお話です。

    教室の持ち物には

    キャラクター物は避けてもらっています。

     

    それは、また別の理由。

    ✨集中が妨げられて

    物の認識などがぼやけるからです。

     

    むむむ、乳幼児との対応はいつまでも勉強ですね。

     

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    ご家庭と教室のバトンリレーで見えてくるもの

    2020.07.06 Monday 08:00
    0

       

      梅雨のこのジメジメとした空気には

      参ってしまいます。

      皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

       

      6月に日本のほとんどの教育機関が

      自粛解除を受けて再始動されました。

       

      皆様のお子さんも、幼稚園、保育園、学校へと

      元気に飛び出して行かれたことでしょう。

       

      さて、ご家庭では

      少し、ほっとしたような

       

      でも、ちょっぴり寂しいような

      そんなお気持ちではありませんか。

       

      一時期、【からの巣症候群】なる言葉が

      クローズアップされましたが、

       

      毎日、良くも悪くも(笑)

      ぴったりと一緒に過ごしていた

      お子さんのいないご自宅は

      ちょっと広すぎますよね。

       

      さて、

      『聖ラファエラこどもの家』

      順調に子ども達との

      豊かな時間を過ごしております。

       

      この『豊かな時間』

      実現できているのは

       

      間違いなく、お通いのご家庭の

      ご理解とご協力の賜物です。

       

      当教室では、以前は授業の後に

      各ご家庭向けの講評をしていました。

       

      お迎えにいらしたご家族に

      直接『今日の様子』を話しておりました。

       

      現在は時節柄、『三密』を避けるために

      ご帰宅後に私からメール、又はZOOM面談にて

      フィードバックをする方式に変更いたしました。

       

      そちらに変えてみると、

      こちらの方が実に効果的。

       

      メールの文章として残りますし、

      希望の方はZOOM画面越しに面談できる。

       

      何でもやってみるものですね〜。

      おほほほほほ。

       

      そういう訳で、現代の機器の充実に

      感謝しながらご家庭との連携を

      深めております。

       

      私達は週に一度の授業ですから、

      (ご希望で追加授業も有ります。)

      あとの6日間はお子さん達には会えません。

       

      しかし、こちらから

      その日の授業の様子をお伝えすると

      ご家庭は当に『打てば響く』といった反応で、

      応えてくださいます。

       

      私達からは、

      授業での彼/彼女の興味や

      発達の進歩をお伝えする。

       

      ご家庭からはご両親の

      研ぎ澄まされた【観察眼】

      ご家庭での彼らの変化や

      『今好きなこと』を教えていただく。

       

      ご両親は教室でのできごとと

      ご家庭での彼らの行動が結びついて納得。

       

      そして私達はご家庭からの情報をヒントに

      また「お仕事」に工夫を加える。

       

      そんなリレーが繰り返されています。

      これ、とても良いリレーですね。

       

       

      こんな例がありました。

       

      29か月の男の子👦

      お庭のししとう(だったかな?)が

      大きく成長し過ぎて困ったな。

      とお母様がつぶやくと、

       

      すかさず、彼が「僕が切ってあげる!」と

      手際よく園芸用ばさみでチョキン。

       

      その余りに洗練された手つきに

      お母様はびっくりしたとのこと。

       

      「教室で練習したのですか?」

       

      実は、そうなんです。

      その頃2週間に渡って、

      教室のベランダで咲き乱れていた

      お花や小さな苺を生けたり、

      食べたりしていたのです。

       

       

       

      彼はそのお仕事の最中は、

      それ程には興奮した様子では

      なかったのですが、

       

      実はしっかりと

      印象深く吸収されていたのだな、

      と感心しました。

       

      そうか、貴方は生物も好きなのか。

       

      それで、次の週も

      お花を買って並べて置きました。

       

      彼は、またまた何度もその生け花を

      楽しんでいました。

       

       

      教室で初めての「提供」を受けて。

      ご家庭で自分で実践してみる。

      また教室で準備された生け花を

      自己選択して楽しむ。

       

       

      そんな教室とご家庭のバトンリレーが

      彼の中に素敵な原風景として

      印象に残ってくれたら幸せです。

       

      一般的に、男の子と生け花を

      積極的に結びつける機会は

      そうなかなかありません。

       

      でもそれは大人の先入観かも知れませんね。

       

      実際に、モンテッソーリの

      インファントプログラムには

      「花を生ける」が存在しますもの。

       

      今回の彼の興味点は

      『生物学そのものに対して』なのでしょうか。

      それとも、

      『収穫の喜び』なのでしょうか。

       

      きっとそれはこれからの彼の成長の中で

      大きく育っていくことでしょう。

       

      このように、モンテッソーリプログラムは

      早い時期にたくさんの経験をすることで、

       

      それまで知らなかった子ども達の新たな一面が

      見えてくるということが素晴らしいと思います。

       

      それには、ご家庭と教室との

      バトンリレーが重要な鍵となりますよね。

       

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      『手っ取り早く』の危険指数

      2020.07.03 Friday 08:15
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        忙しい毎日ですね。

         

        定期的に教室にやってくる子ども達は

        本当に愛らしく、健気で、一生懸命。

         

        それと同時に、コロナ禍で始めてみた

        『お母様のためのオンライン授業』

        お申込みをありがとうございます。

         

        様々なご質問やお悩みをお聞きすることは

        私達教師にとって生きたデータでもあります。

         

        ご参加頂いたお母様には、

        精一杯資料を揃えてお答えした後に、

        授業のアジェンダとミニッツを

        レポートにしてメールで送信しております。

         

        その内容、解決策、実践後の感想などが

        今後の新しいご家庭や

        子ども達へフィードバックされる

        貴重な指標となるのですから

        きっちりとまとめたいところです。

         

        まとめることは、それそのものが、

        私の頭の中の整理にもなるのですから

        素晴らしい作業です。

         

        また、体験教室にお越しくださるご家族と

        お会いできることも幸せです。

         

        ゲリラ的な大雨に見舞われた2日前、

        遠いご自宅からはるばるお越しくださった

        お母様と僕。

         

        お約束の時間にいきなりの大雨で、

        私は携帯をおかけするも連絡がつかず。

        ハラハラしている間に教室に到着されて。

         

        バスタオルを抱えてお迎えしました。

        爽やかな笑顔と活発な僕の姿に

        本当に頭が下がる思いでした。

         

        たくさんの方々が

        このモンテッソーリ教育を

        求めてくださることに

        改めて感銘を受けております。

         

        そういった忙しい毎日が戻ってきて

        心から感謝している私。

         

        それでも、人間て感情の動物ですね。

        一日は24時間しかありません。

         

        朝起きて、家族を送り出してから

        次々とスケジュールが立て込んでくる。

         

        授業はもちろん、

         

        blogにInstagramにと

        ただでさえアナログ人間だった私が

        いつの間にかSNSの業務まで、、、、。

         

        小さな教室でも経営となると

        税務署だの労災事務所だのと

        行かなければならないのね。

         

        この分野も書類の嵐で唖然。

        これ全部私がやるのですか?と聞いて

        税事務所の職員の方に笑われた次第。

         

        気がつくともう夕方ですものね。

        えっ?もうお夕飯をどうするか?の時間?

         

         

         

        きっと皆様も、形は違えど同じように

        お忙しい毎日が戻ってきたことでしょうね。

         

        気がつくと夕方って!

        結局今日は、何か形のある事やれたのかな。

        という不安。

         

        こうなって来た時の、私の悪い癖。

         

        それは『手っとり早く!』

        焦る気持ちがムクムク湧いてくること。

         

        これは会社員時代の効率優先

        仕事っぷりの習性ですね。

         

        これが不思議でしてね。

         

        『手っとり早く!』病が首をもたげてくると

        段々と行動が雑になるのですよ。

        雑になるとミスが出てその修正に時間がかかる。

        『全然、進んでないじゃない!』と自分にイラつく。

        そんな状態だと、でき上がる成果物に

        お心なんてこもりませんものね。

         

         

        そして今、私が任されているのは

         

        小さなお子さん達の発達のお手伝い。

         

        これは,らまで丁寧にやるべきことです。

         

        だから『手っとり早く!』病

        全力で封印しなければならない。

         

         

         

        しかし、昨日はまずかった。

        もう少しで『てっとり早く!』病が出そうでした。

        あれもこれもが重なって、

         

        とにかく、ちゃっちゃっとやらなければ!

        と思い始めたら、危険指数が上がった証拠。

         

        その一歩前でかろうじて深呼吸。

         

        そのような時は全部を完璧に

        完了しようとはせずに、

         

        優先順位をつけて、

        明日で良い物は明日に回しました。

        (つまり、今日なんだけど。とほほ。)

         

        今朝も家族には、

        いつものコーヒーを

        美味しく淹れることだけ死守して💦

         

        後は「適当に食べといて!」と

        仕事部屋へ駆け込む私。

        (家族はもうみんな大人だから

        『手っとり早く!』でもいいかな。えへへ)

         

        こうやってみんなに支えられながら

        お仕事ができるのだな、

        と気持ちを引き締めて。

         

        重要なことは決して

        『手っとり早く!』しないように

         

        誠心誠意お心を尽くしたいと思っております。

         

        <あれ、なんか今日は決意表明みたいになっちゃったな。>

         

         

         

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        100年前と現代の子ども達の違い

        2020.06.29 Monday 08:00
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          マリア・モンテッソーリ女史が

           

          『こどもの発見』

          (それまでの『こども観』

          ひっくり返す価値観)

           

          を世に発表してから100余年経ちます。

           

          この古典的ともいえる

          『モンテッソーリ教育法』

          現代のご家庭にも

          称賛を持って受け入れられています。

           

          素晴らしいことだと思います。

           

          この事実は、どの時代においても

          子ども達の素養は変わらず、

           

          その発達のベクトルは

          同じ方向に向かっている、

          と証明していると思います。

           

          しかしながら、教師として

          私が現場で実践を重ねると、

           

          理論通りではない実例に

          たくさん当たりました。

           

          それは何故か。

           

          理由は色々有りますが、

          その一つに時代の変化が挙げられるでしょう。

           

          子ども達自身は生物として

          その本性は変わらないはず。

           

          しかし、それを取り巻く

          環境の変化によって、

          子ども達に

           

          何かが追加されたり、削減されたり

           

          しているのだと思います。

           

           

          マリア・モンテッソーリ女史が活躍した

          1900年代前半は、

           

          第一次、二次世界大戦、

          ファシズム政権の統制、

          戦後復興期

           

          と世界中がドラスティックな

          変貌の時代でした。

           

          その日の糧のために奔走する大人達にとって

          子ども達は、単なる

           

          『未熟な大人』

           

          でしかありませんでした。

           

          貧富の差も激しく、

          特に貧困層の家庭では

           

          子どもの教育にまで

          手が回らなかったのです。

           

          そうした、知識や教育に

          飢えていた子ども達は、

           

          マリア・モンテッソーリ女史の教育に

          夢中になりました。

           

          そのような訳で、

          マリア・モンテッソーリ女史の書かれた書物は,

           

          どれもこれもその頃の子ども達の

          煌めく実例が多いです。

           

          例えば彼女の数教育の発展にも

          エピソードがありました。

           

          『こどもの家』

          字を書けるようになった我が子を見て、

          あるお母様に頼まれたそうです。

           

          ☆「マリア先生、どうか子どもに数を

          教えてやってください。

          私は数えられないので市場で買い物をすると、

          悪い店主に騙されることがあるのです。」

           

          本当に、教育に飢えていた時代だったのです。

           

          また、イタリアに限らず、

          数十年前の日本も

          そういう風潮はありましたね。

           

          【東洋の至宝】と称される

          私の恩師の松本静子先生は

          半世紀に渡って日本の『幼児教育』

          見守っていらっしゃいます。

           

          (注:日本人として初めて

          AMI国際モンテッソーリ協会の

          教師養成トレーナーとして公認された方。

          御年96歳!いつもお美しい!)

           

          その静子先生のお言葉です。

           

          ✨「昔はね、幼稚園で

          初めて字を知る子がいたの。

           

          自分の名前の一文字を

          教えてあげたら、

           

          その紙を掲げて

          走り回りながら

           

          「これが僕の名前の字だよ〜!」

           

          って、それはそれは嬉しそうに。

           

          そんな時代でしたのよ。

          今は子ども達があれほどの感激を

          持つことは難しいですね。」

           

          そんなお話をしてくださいました。

           

           

          そう、

          現代は知識と情報に溢れています。

           

          特に日本を俯瞰すれば、

          教育は均等に保障されています。

           

          どの子ども達もある一定の

          教育の機会は充分に確保されています。

           

           

          また、

          各ご家庭も、より高い教育の工夫を

          していらっしゃる。

           

          素晴らしいことだと思います。

           

          加えて、

          スマホ、PC、書物、マスコミ、

          教材、塾などの教育機関。

           

          必要な知識は指一本で

          即刻手に入れられます。

           

          そう、

          現代の子ども達は

          あの頃の子ども達と

          比べ物にならないくらいに

          整った教育環境に囲まれています。

           

          時にやり過ぎるほどに。

          時にその方向が

          あちこちに散らばることも。

           

          それだからこそ、

          現代のモンテッソーリ教師は

          現代ならではの工夫が必要です。

           

          100年前のイタリア、

          50年前の日本。

           

          その頃の子ども達の

          知識への渇望。

          感性の敏感な煌めき。

          感覚の新鮮な発見。

           

          ✨これらを、現代の子ども達の心に

          呼び戻さなければなりません。

           

          それは、教育に恵まれた時代ならではの

          ジレンマなのかもしれませんね。

           

           

           

           

          子ども達は変わっていないはず。

          しかし、今はその心に火をつけるのも

          教師の発想と努力が必要だと思います。

           

          仲間外れ

          2020.06.26 Friday 08:00
          0

             

            幼児の世界だけじゃなく、

            大人の世界でも

             

            『仲間外れ』

             

            はありますね。

             

            今、アメリカの社会不安を

            引き起こしている人種差別問題。

             

            引き金は白人警官の過度な暴力。

            そして、その暴挙が向けられた相手が

            黒人の方だった。

             

            アメリカの人種差別の紛争は

            建国以来、形に強弱をつけながら

            ずっと火種が燻っています。

             

            だからこそ、アメリカ人は

            「我々は自由を愛する!」

            と声高に叫ぶのでしょうか。

             

            そうしないとまた、

            迫害や差別が起きそうな不安に駆られて

             

            いつも自分達で宣言しているのでしょうか。

             

            こういった人種差別問題だけでなく、

            世界中に起きているいじめや民族紛争は、

             

            全て元を正せば

            『仲間外れ』

            に起因します。

             

            自分と違う、

             

            宗教、外見、肌の色、考え方、習慣、

             

            それぞれに対して自分の寛容を示せない。

             

             

            自分の受容の範囲の設定が

            低いのだと思います。

             

            そういう私だって偉そうな事は言えません。

             

            繁華街を歩いていて、

            明らかに服装が乱れた人を見かけると

            「関わりたくない。」と

            瞬時に早歩きになります。

             

            これだって広義には、

             

            『仲間外れ』

             

            だと思いませんか?

             

            うん、反省だ😢

             

             

             

            ただ、それを表に出さずに

            そっとこちらが身を引く。

             

            そこだけは死守したいと思っています。

            私の中の精一杯の最低限のマナーのつもりです。

             

            結局、人間にはどうしても

            排他的な気持ちがあることは否めません。

             

            それをどこまで自分の中に収めるか。

            人間としての成熟度が試される問題ですよね。

             

             

            それでは今度は違う観点で。

            もう少し、難しいシチュエーションで。

             

            もし、実際に目の前で

             

            『仲間外れ』

             

            の現場に出くわしたら、

            私達はどうしたら良いのでしょうか。

             

            私も幼児教育の教師を

            させて頂いているのですから

            避けられない命題です。

             

            子ども達にどう教えるべきなのか。

             

            そのような時に、

            いつも思い出すエピソードがあります。

             

            ✨それは、我が家の息子達が通っていた

            カトリック小学校の授業参観でのお話です。

             

            長男が一年生の時の『宗教教育』の授業でした。

             

            敬虔なカトリック信者であられる

            教頭先生のお授業でした。

             

            私達父兄は教室の後ろから

            参観させて頂きました。

             

            教頭先生は可愛らしい『紙芝居』

            子ども達の遊びの様子をお見せになりました。

             

            5人ぐらいの男女👦👧の

            低学年生の遊びの様子です。

             

            ワイワイと遊んでいるグループに、

            一人の女の子が近づいて来ました。

             

            「私も入れて。」

            と5人に声を掛けます。

             

            すると5人の少年少女は

            「ダメだよ!もう一杯だから入れないよ!」

            と言いました。

             

            女の子は悲しそうに

            下を向いてしまいました。

             

             

            さて、それを見ていた皆さんなら

            どうしますか?

             

            教室の中の一年生達は、

            元気一杯に自分の意見を

            言い合っていました。

             

            ☆「5人に『そんなことしちゃダメだよ!』

            と言います。」

             

            ☆「『い〜けないんだ!いけないんだ〜!♪』

            と怒ります。」

             

            ☆「先生に言いつけます。」

             

            ☆「『自分だってそうされたら嫌でしょう?』

            と言います。」

             

            ☆「5人をぶっ飛ばします!」

             

            正義感に溢れた意見がどんどん出ます。

            みんな、大好きなパパとママの前ですからね。

            張り切っています。

             

            それを静かにニコニコとご覧になっていた

            教頭先生がおっしゃいました。

             

            「みんな女の子を守ってあげたいのね。

            偉いわね。」

             

            そして、微笑みながら続けられました。

             

            「でも、もう一つ

            とても素敵な方法✨があるのよ。」

             

            クラスの子供達も「何?何?」と

            聞いています。

             

            「それはね。一人ぼっちになった

            あの女の子の隣りに行ってね、

             

            『僕と遊ぼう♪』

             

            と言ってあげるのよ。

             

             

             

            クラスの子ども達は静かに、

            そして穏やかにお話を聞いていました。

             

            本当に素敵なお授業でした。

             

             

            私は、息子の授業参観でありながら

            感動して涙が溢れて困りました。

             

            そういう、解決法もあるのだと

            本当に心が強くなりました。

             

            教師となった今、

            私も教室の子供達には

            このお話をしてあげようと思っています。

             

            category:日々の暮らしから | by:邉見木の実comments(0) | -

            食の好き嫌い〜ご家庭の流儀〜

            2020.06.23 Tuesday 08:00
            0

               

              お子さんの食べ物の好き嫌いについては

              賛否両論あると思います。

               

              私もよく質問を受けます。

               

               

               

               

              現在はアレルギーの問題もありますから、

              単純に

              「何でも食べなければならないです。」

              とは明確には言い難い。

               

              一つの食材を不注意に食べたために

              重篤なショック症状に陥る危険が

              あるわけですから、

              教室でも特に気を使います。

               

              最初にお子さんの

              アレルギーの有無について

              確認するのはどの乳幼児施設でも

              当たり前の事でしょう。

               

               

              それを踏まえて今日は、

              そういったアレルギーとは別の

              『味覚の好き嫌い』

              について考えたいと思います。

               

              私個人としては

              子どもの『味覚の好き嫌い』

              無い方が良いと思っています。

               

              これはもう、個人の人生観ですから

              十人十色でしょう。

               

               

              自分の子育てを振り返ると、

              単純に息子達に

              『好き嫌い』は許しませんでした。

               

              苦い物も酸っぱい物も

              何でも食べる事を目指しました。

               

              我が家には『魔法の言葉』がありました。

               

              息子達が離乳食を始めた頃から

              繰り返された『魔法の言葉』です。

               

              まだ彼らが本当に小さい頃から

              まるで呪文のように言っていました。

               

              何故か、この言葉を言うと

              彼らは観念して食べていました。

               

              もうこれはある種の

              『我が家の儀式』みたいなものでしたね。

               

              あまり得意じゃない食べ物を前にすると

              息子達は当然難色を示しました。

               

              どのご家庭でも同じですよね。

               

              それでも私は折れませんでした。

              これが『我が家の流儀』でした。

               

              その『魔法の言葉』

               

              「何でも食べると世界が広がるよ。」

              でした。

               

              これには文字通り、

              味覚が豊かでしたら

               

              世界中のどこに出かけても

              その場所の食を楽しめると、

              いう意味がありました。

               

               

              そしてもう一つの意味は☝

              (完全に私見ですが)

               

              乳幼児の頃から

              小さなハードルを乗り越えながら

               

              いつか世界に飛び出して欲しいという

              壮大な望みを託す意味合いがありました。

               

               

              乳幼児の第一ハードルは

              食べ物でしょうから、

               

              その頃から

              「嫌なものは絶対に受け入れない!」

               

              という頑固頭になって欲しくない、

              と希望したからです。

               

              そういう意味を含んだ

              『何でも食べると世界が広がるよ。』

              という『魔法の言葉』でした。

               

              もう現在では大きくなったツンデレ兄弟も

              「あの頃は必ずそう言っていたよね。」

              と懐かしそうに笑っています。

               

              そんな母の想いから

              彼らは何でも食べさせられていましたので、

               

              海外に行ってもとても挑戦的に

              その文化を楽しんでいるように思います。

               

              重ねて言いますがこれは完全に私見です。

              まさかの正答ではありません。

               

               

              中にはあまり強制して

              将来のトラウマになるかも、

              考えられるご家庭もあるでしょう。

               

              また、現代の育児書を読み比べてみても

              食べ物の好き嫌いは、

               

              無理強いしなくてもよい。

              という見解が多いですね。

               

              にんじんが嫌いならβカロテンは

              かぼちゃで摂取すれば良いではないか、

              という視点もあります。

               

              そのような訳ですから

              これは各家庭の流儀です。

               

              ここでは一例として

              『我が家の流儀』をお伝えしました。

               

              ご参考になれば嬉しいです。

               

              全ての人たちにこの価値観を

              押し付けるべきではありません。

               

              ですから、教室でのお食事に対しても

              各ご家庭のご希望を最優先にしています。

               

              食についてはご両親のお考えが

              一番大切ですからね。

               

              どうぞ、率直にご相談くださいね。

               

              category:日々の暮らしから | by:邉見木の実comments(0) | -

              子どもは動きながら学ぶ

              2020.06.20 Saturday 08:00
              0

                 

                 

                乳幼児期ー特にインファント期は

                『個の活動』を精一杯に

                充実させてあげることが大切です。

                 

                幼稚園や保育園のような大きな環境でも然り。

                 

                当教室のような小さなお部屋でも然り。

                 

                良い施設を探すなら

                『子ども達に様々な

                活動をさせる準備ができているか。』

                ということを基準に

                お考えになるとよいと思います。

                 

                規模はあまり関係無いと思います。

                 

                お友達との交わりは

                また別に考えれば良い訳で、

                 

                この時期は彼らの体全体で

                どれだけ環境を取り込んでいるかを

                重要視すると良いと思います。

                 

                それをモンテッソーリ教育では、

                『受肉する:インカネーション』

                と表現しています。

                 

                からだの動きが活発になることによって、

                精神もさらに発達していく。

                (引用:日本モンテッソーリ協会会長

                クラウス・ルーメル神父様のご解説)

                 

                 

                マリア・モンテッソーリ女史は

                『子ども達は動きながら学ぶ』

                と言い活動や教具を

                数百も用意したのですね。

                 

                そう、キーワードは

                『動きながら』です。

                 

                更にモンテッソーリ女史は

                正常化に向かって発達している

                子ども達の日々の様子を

                 

                忙しく嬉しそうに動き回ってる。』

                と目を細めました。

                 

                インファント期とトドラー初期には

                5領域の内『日常生活の練習』

                重要視されていることも

                この考えから辿れば当然なことでしょうね。

                 

                その後の感覚、言語、数、文化教育の

                どのプログラムでも子ども達は

                 

                立ったり座ったり持ち上げたり運んだり

                しながらその『操作』

                体に染み込ませます。

                 

                正常化している子どもほど

                それはそれは忙しそうに動き回ります。

                 

                そして彼らはそこで取り込んだお仕事は

                忘れません。

                 

                モンテッソーリ教育を受けた子ども達が

                成長して高校生や大学生になっても、

                 

                あの頃に好きだったお仕事について聞くと

                その時の細かいルールや使った印などを、

                 

                きっちりと覚えていることに

                驚かされることがあります。

                 

                ✨本当に素敵な事だと思います✨

                 

                infantからtoddlerへ

                2020.06.17 Wednesday 08:00
                0

                   

                  当教室のインファントクラスに名前を付けるとしたら、

                   

                  『随意筋運動訓練所』

                   

                  となります。

                   

                   

                   

                   

                  あまりにもっさりとした名前です。

                   

                  もっとお洒落な響き✨は無いのかと

                  色々考えましたが、

                   

                  やっぱりこれが一番真理をついているかな、

                  と思っています。

                   

                  だから、胸を張って

                   

                  『随意筋運動訓練所』

                   

                  です。

                   

                  訓練所というと

                  教官が笛を吹いて、一斉行動や集団行動を

                  イメージしますよね。あはははは。

                   

                  でもここまで私のblogをご覧くださった方々なら、

                   

                  モンテッソーリ教育の肝は全く真逆にあることは

                  お分かり頂けますよね♪

                   

                  自己選択

                  集中現象

                  吸収精神

                  内的衝動

                   

                  などの

                   

                  【特別な乳幼児期の発達の秘密】

                   

                  に信頼を置いて、

                   

                  教師はひっそりと働きかけるものなのだと

                  ご理解いただけることと思います。

                   

                   

                   

                  そして、

                  1月の開室➡コロナ禍での休室➡6月の再開室

                   

                  と、ど〜しても教室の実践にこだわったのは、

                   

                  現在通っている方々が

                  インファントであることが多く、

                   

                  今やっておかなければならないことが

                  たくさんあるからです。

                   

                  そして私達教師は今までの実践現場で

                  一杯随意筋運動を謳歌したインファント達が

                   

                  その後のトドラー期でモンテッソーリ教育の開花を

                  成し遂げた事をこの目で見て知っているからです。

                   

                  モンテッソーリ教育の3歳から6歳の

                  アカデミックな展開無しで、

                  この教育を語るのはとても残念だと思います。

                   

                  インファント期に必要な事を

                  充分にやり切ったお子さんの

                   

                  トドラー期の著しい吸収や発達

                  ずっと見守って来た私達教師陣は

                   

                  この教室で彼らの数年先の未来;

                   

                  そう、年中さん、年長さん、

                  果ては小学生になった時の

                  姿をイメージして

                   

                  現在、一生懸命に発達のお手伝いをしている訳です。

                   

                  全てがトドラー期への準備期間として。

                   

                  子ども達の3〜6歳までの発達の

                  様々な事例を経験してきた私達は、

                   

                  当教室で今当に育ちあがって来ている

                  インファント君達の

                   

                  教室での力強い発達を実際に観察して

                  希望に満ちているわけです。

                   

                  トドラー期の

                   

                  感覚教育、

                  言語教育、

                  数教育、

                  文化教育

                   

                  のどれが彼らの敏感なアンテナに

                  ビンゴするのか本当に楽しみです。

                   

                  そんなトドラー期の授業が

                  楽しみで楽しみで仕方ありません。

                   

                  ✨準備期間は大切にしなければなりませんね。

                   

                  ねとねとベトベト

                  2020.06.14 Sunday 08:00
                  0

                     

                    私達の教室の中でとても効果的で

                    大切にされている活動に、

                     

                    『クッキング』があります。

                     

                    インファントの四時間が決して長すぎず、

                    寧ろ足りないぐらいなのは

                     

                    このクッキングが充実しているからでもあります。

                     

                    クッキングは人間が生きていくために必要な

                    『衣食住の根幹』でもありますね。

                     

                    スーパーやコンビニが充実している現代だからこそ、

                    敢えて子ども達には『生きる力』を養ってほしいものです。

                     

                    自分で作業してそれを美味しく頂く。

                     

                    とても当たり前なのですが、

                    今はそれを子ども達が体験するのは難しい。

                     

                    正直に言うと、

                     

                    私が二人の息子達の幼少期には

                    あまり積極的にクッキングはさせませんでした。

                     

                    それほど重要視していなかったのです。

                     

                    まだモンテッソーリ教育を本格的に学ぶ前でしたので、

                    (息子達の幼稚園でモンテッソーリ教育に出会って、

                    教師までの道のりが始まったわけです。)

                    あまりアンテナが向いていませんでした。

                     

                    あれから10数年が経ち、

                    自分自身が教師になって実践を重ねて行く内に、

                     

                    たくさんの随意筋運動が

                    クッキングの中に含まれていることに気づき、

                     

                    これからのお子さん達には

                    私の反省も込めてこの活動を

                    大きな軸にしようと思いました。

                     

                    それでも、遅ればせながらも

                    このコロナ禍で在宅している

                     

                    大学生と高校生のツンデレコンビにも

                    お夕飯の準備を任せたりして

                    何か✨化学反応✨があればと願っている次第。

                     

                    もう遅いかな。いや、それでもトライです。

                     

                    そのような訳でクッキングは大切な活動です。

                     

                     

                    こうした教室の日々の中で、

                    気づくことがあります。

                     

                    少なくないインファントのお子さんが

                    手の平の触覚に疎いことです。

                     

                    例えば☝

                    パン作りにしてもクッキー作りにしても

                    こねる作業があるのですが、

                     

                    種のねとねとベトベト

                    嫌悪感を示すお子さんを

                    よく見かけるのです。

                     

                    『触覚の敏感期』のインファント期ですから

                    さわりたい!さわりたい!

                     

                    の気持ちが強いはずなのですが、

                    とにかくこわごわ触るのです。

                     

                    そして、少しでも種が手にひっつくと

                    ティッシュで拭き取ろうと必死になります。

                     

                    多分、現代の無菌室のような

                    衛生意識も関係しているのでしょうね。

                     

                     

                    確かに現代の日本の衛生観念は素晴らしい。

                    今回のコロナウィルスの封じ込めにも

                     

                    世界から『奇怪な方法で封じ込めた日本』

                    称賛(?)されていますね。

                     

                     

                    厳しい自粛規制が無いにも関わらず、

                    元々の衛生意識の強さが

                     

                    自然とコロナウィルス拡散抑制に

                    効果的だったとも言われますからね。

                     

                    この衛生観念は誇りに思うべきでしょう。

                     

                    しかし、もし行き過ぎた

                     

                    「汚いから触っちゃダメ!」

                     

                    が、小さい子ども達の触覚の発達を邪魔しているのなら

                    そこは考え直す良い機会かも知れません。

                     

                    大人は危険な物体で無い限り、

                    子ども達の探求心を奪わないように

                    配慮することも必要かも知れません。

                     

                    その後は、よ〜く手を洗う活動にすれば

                    一石二鳥ですものね。

                     

                     

                    実際に、

                    最初こわごわと

                     

                    ドロドロ、

                    ねとねと、

                    ベトベト、

                    ぐちゃぐちゃ、

                     

                    を指で突っついていたお子さんも

                     

                     

                     

                    二週目三週目になると

                     

                    ぐっと掴んで

                    揉んだり、

                    こねたり、

                    丸めたり、

                    押したり、

                     

                    をずっとやっています。

                     

                    その姿に私は

                    「そうだよね。元々好きなはずだよね?」

                    と何だかホッと安心するのです。

                     

                    ✨そもそもそれをしないと

                    美味しい物が食べられませんものね。

                     

                    自立と自律

                    2020.06.11 Thursday 08:00
                    0

                       

                       

                      『聖ラファエラこどもの家』は無事に再開いたしました。

                      応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

                       

                      現況を見ながら慎重に進めていきたいですね。

                      いずれにしてもまた子ども達との時間を

                      過ごせることに教師一同幸せな気持ちで一杯です。

                       

                      そして忙しい日々が始まりました。

                       

                      それ故、ここ2か月間はハイペースで

                      アップしていたblogでしたが、

                      少しペースダウンしながら頑張って綴って参ります。

                       

                      きっと2・3日置きのアップになると思いますが、

                      どうぞ、これからもご訪問くださいね。

                       

                      コメントや直接メールも励みになりますので

                      お寄せくださいませね。

                       

                      blog会社のシステム上、コメントに画面上で

                      返信はできないそうですが、

                      どれも嬉しく拝見しております、

                       

                      どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

                       

                      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                       

                      前回は、『自立の一歩』について綴りました。

                       

                      それと同じ発音で『自律』があります。

                      今日はその『自律』についてお話しますね。

                       

                      『自律』を辞書やウィキペディアで調べると

                       

                      「自分の気ままを押さえ、

                      または自分で立てた規範に従って、

                      自分の事は自分でやって行くこと。」

                       

                      と説明されていることが多い。

                       

                      まさにモンテッソーリ教育は『自律』を目指して

                      小さな子ども達が自ら発達していくことを

                      お手伝いしている訳ですね。

                       

                      それでは『自律』した子ども達とは

                      具体的にどんな状態を指すのでしょうか。

                       

                      これは色々挙げられると思いますが、

                      私は、

                       

                      『自分でスタートできる人』

                      だと思います。

                       

                      それはどの年代でもそうでしょう。

                      人間は習慣の動物ですから、

                      現状に漫然と馴染む傾向がありますよね。

                       

                      特に心地よい時間から

                      立ち上がって努力をすることは

                      なかなか苦しい。

                       

                      例えば、中学生のスマホを例にしましょうか。

                      スマホは時間泥棒ですね。

                      楽しいし、エンドレスな刺激ですから

                      思春期の子ども達は

                       

                      『はまり』ます。

                       

                      これはどこのご家庭でも深刻なバトル🔥でしょう。

                       

                      そこに、明日学校に提出の課題があるとします。

                      やるべきことはわかっている。

                      ただ、この怠惰なスマホ時間も捨てがたい。

                       

                      さて、ご家族や先生方の

                      「もう、いい加減にしなさい!」

                      「早くやりなさい!」

                      という叱責で重い腰をあげるのか?

                       

                      これでは奴隷となんら変わりませんね。

                       

                      自分で自分の中の規範で立ち上がれるのか。

                       

                      自分でスマホを30分で切り上げると決めたなら

                      それを実際に行動に移せるのか。

                       

                      自分の意志で。

                       

                      私はそれを『自律』の良い例だと思っています。

                       

                      『自分でスタートできる人』になれるのか。

                      難しいけど、どんな事も自分でスタートできる人が

                      『自律』できている人だと思います。

                       

                       

                      それは一朝一夕ではできません。

                       

                      それこそ人間は『習慣の動物』ですから

                      それを強みにして

                       

                      小さい時から『自律』のスモールステップを

                      積むことは大切なことだと思います。